ホラー映画を観ていると、「またこうきたか」と独り言ちてしまうことが多々あります。
劇中にエッチをした男女の生存確率は尋常じゃなく低くなるとかなるとかなるとか。
乳首出したら終わりです。
主人公とヒロインのルックスが良すぎて現実味がない。
恐怖とは観ているうちに登場人物を自分の身と置き換えてしまうことで倍増するものです。
そのため、ものすごく有名なスター俳優や整った作りの美人女優では恐ろしさも半減してしまいます。
大人の事情で配役された飛びっきりのイケメンやアイドルがホラー映画をぶち壊してしまうことも少なくありません。
そのため、モキュメンタリー作品(ドキュメンタリー風の映画)においては、出演者全員無名俳優であることが多いです。
全部、主人公の妄想でした。
これはこれまでのホラー映画で1番多用されたために、みんなが飽きているオチの1つです。
「主人公が、実は精神を病んでいたので、娘はとっくに死んでいた」とか、もう本当にお腹いっぱいです。
それだけはやめてけろ。
最後まで正体見せませんでした。
低予算映画で使われる常套手段ですが、これに甘え過ぎな映画が最近増えています。
「正体を現さないのがクール」なんて勘違いしているのか、宇宙人も恐竜もどんなモンスターも正体を見せないでいいので使いたい放題です。
「POV映画だったら、用意しなくて許されると思っているの?」と言いたいですね。
死んで、THE END
「謎の解決がまったく出来ず終いで映画は終わるけど許してね、だって僕死んじゃかったから。」と死ぬことで全部誤魔化してしまう映画も多いです。
回想シーンを多用しすぎて現実のシーンとの判別がつかない。
回想シーンを取り込んで、凝った演出・脚本のつもりなのかもしれませんが、観ている観客にとってはわかりにくい部分が多く、ストーリーが理解できないという自己満足映画があります。
目の前のシーンが、現在なのか過去なのかすらわからないような映画は映画ではありません。
ずっと暗闇
暗闇で至らない点を全部誤魔化すという意地汚い映画手法です。
モンスターも暗い画面で何か動くだけですし、血しぶきや建物、服に至るまで全部よく見えません。
暗闇の撮影に映画的な理由があるわけではなく、ただただ少ない制作費で作っていることを誤魔化したいだけです。
そんなに金がないのなら、無理して映画作らなくてもいいのにと思います。
登場人物が少なすぎる。
時々、登場人物が驚くほど少ない映画を発見します。
そのほとんどは登場自分の少なさを映画に上手く生かしていて、個性あふれる作品であることが多いです。
でも、まれにただ金がなかっただけだろという映画があります。
2人でゾンビ映画とか舐めてるでしょ。
途中から作りが雑になる。
あ〜…後半は金の話ばかりになってしまいましたが、これがもっとも気分の萎える映画です。
最初はしっかり練ってあった脚本や演出が、最後は延々走って逃げるだけになってしまうことがあります。
ネタがつきたのか、なんなのか、最初の30分だけあんなにあんなに怖かったのに…と男に騙されたような気分になります。
あたしのこのワクワクをかえして〜!!