自殺島 10 (ジェッツコミックス)

うつぶせになって寝転んでる俺を幹の太い樹木が見下ろしてる。
俺は顔をしかめて少しの血を吐いた。
すると樹木の表面は脈を打つように大きくしなった。
俺の血で大きくなったのかお前は…と俺は木を見上げる。
空を隠すほどの葉が自分の苦しみを栄養にしておいしげっていく。
俺がこの木を育てたのか、この木が俺を囲っているのかはわからない。
しかし、この大きな樹木から感じる雰囲気は優しさだった。
俺を見守ってくれてる。
そうわかると俺はまた安心して目を閉じ、深い眠りにおちた。
夢でも空想でもない。
これは事実だ。
これは事実だ。

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