diary

山本美絵:もがく姿は、ときにアートに為る!

”というアーティストがいた。
いた。というかイマは活動休止中らしい。もう6~7年経つ。
当時からあるファンサイトの更新も滞ったまま。
初めて聴いて気になったり、もう一回聴いて興奮したり、何度も聴いて聴き馴染んだり、聴き飽きて遠ざかったり改めて引っ張り出して感傷に浸ったり。
本当に縁のある”歌”は自分の人生の周りをぐるぐるしながらも離れない。
それは”人”にも言えることだけれど。
1枚目のシングル「カーネル」の第一印象は、声がAcoに似てるなあとだけおもった。
UA、Coccoはすでにブレイクしていたし、同じ路線のアーティストはいまもちょこちょこ出てきている。
しかし、彼女の「〇〇ゴッコ。」、「猫」のような強烈なインパクトとオリジナリティが溢れる作品はなかなか見かけない。それぐらいにすさまじい。
元気がないときに聴くとたましいが吸い上げられて我が肉体は抜け殻と化す。

当時、周囲の友人にススメてみたけれど、誰も気に入ってはくれなかった。
だから去年、友だちのひとりが山本ファンになってくれて感動した。
「こいつも仲間だ。ヘヘヘ」の気分である。
最近付き合いだした彼も連絡してない2年の間にCDをコンプリートしていた。
素直に喜べない。心中複雑だった。
ちなみに彼はこういう怨念系(こういう言い方あるのかいな)の歌ばかり聴いているので、時計の針が2時になると頭にロウソクたてそうな気がする。

CROSS FMが主催したフリーライブに行って一度だけ彼女を見た。
YOUTUBEのライブ映像をさっき見てそのときの衝撃がまざまざと思い出された。
“聴いた”というより”見た”というほうが近い。
唾を飲む音が周りに聞こえそうで躊躇われるぐらいの会場は静まり返っていた。

今日改めてもういちど彼女の歌を聴いた。
必死にバタバタもがくことってかっこいいなとおもえた。

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