わたくしの恋人がいろいろ悩みを抱えて最近特に元気がないわけです。
元気のないまま週末を迎え、そのまま元気なく週末を過ごしており、疲れてるせいかまだ早い時間にベッドで爆睡こいてるわけですが。
まー、彼は何と言いますか、昔からこうだと言いますか、そういうわけで
本人は「元気がなくてごめんね」とか言ってるのですが、いえいえいつも元気なかですばいという感じで
わたくし自身今までの人生で3年というのが一番長い交際期間であるとはいえ、それでもまだ3年といっちゃ3年なんです。
感覚的にはなんだかやけにもっと長く感じるわけですが、その原因は実際に会う前の期間のせいでしょう。会う前の期間って要はずっとバーチャルな関係だったわけです。
バーチャルな関係でいた時間が実際に付き合ってる時間よりはるかに長かった…ために付き合っていてもいまだにバーチャルな…電話とメールだけの関係だったときのことが
二人の関係のウエイトのけっこう重要な部分にまだ居座っているのであります。
あの、まほろば君=モグさん(最近こう呼んでます)はいや、ホントにメールも電話も非常に個性的な方で…はい、死にそうなくらい暗くて…
当時ネット上でゲイの友達といろいろやり取りをしておりましたが、神戸にすんげえ高校生がいるという話は当時からわたくしけっこう周りの友達にしておりまして、
だから、ひさしぶりに連絡を取った友達に「いや、実はあの神戸の人と付き合ってるんだよね」と言いますと「ああーいたね」となるような
そんな
そんな
そんな、モグさんは当時、爆弾高校生だったわけです。
わたくしはその戦闘能力90000ぐらいのネガティブ大魔王を
ひたすら励まし、励まし、励まし、励まし、しながら息が切れて
イラついて
会ったこともないのにケンカになり、
絶縁状態になりました。
ようは メンヘラはメンヘラを介抱出来ないと言いますかね。
わたくし、その頃、情緒不安定でひどかったんです。
だから、彼の相手は務まらなかったのであります。
それから2年も経ってから正月にモグさんから年賀状が届きます。
「たかひろくんは元気にしてますか?俺は大学の部活で忙しいです。」
と、いかにも「お前と別れた俺は今こんなに輝いてる」的なリア充アピールっぽい年賀状が届きムカついたけど…
まあ、
うれしかった。
今でもモグの寝顔を見ると
実家のコードレス子機から時々泣いたりしてたあのクソガキのボソボソ声が耳に聞こえるような気がする。
そいつがいま、自分の目の前で大口開けて寝てるのか
と思うとなんか運命とかいろいろなロマンチックな感傷に浸ってしまう。
わたくしは実際は情けないおっさんなので、モグさんはこんな頼り甲斐のない人だったのかと幻滅してるようです。
騙されたと。
昔、「寂しい」って電話で言うモグさんに「今日から俺がお前の兄貴になっちゃるからさ。何でも相談してこいよ」なんて口で言うのは簡単で。
でも、わたくしは少なくとも私自身は今でもモグさんの頼れる兄貴のつもりなんです。
結構前に観た運命の恋人同士である男女の話がテーマの映画「ベンジャミン・バトン」のワンシーンだけがよく頭によみがえる。
あらすじもしっかり覚えてないんだけど、おばあさんになった女が男に自分と別れた後一時的に恋人がいたことを知った時に「よかった。彼の孤独を癒してくれる人がいてくれて本当によかった」って呟くシーンがあってそれが観ていて「うわっ愛だ」と衝撃が走ったのだ。
俺みたいに「浮気は絶対許さん!」という器量の小さい男とは真逆で、母性のようなものを感じて…涙。
恋愛の話は出会い方とか付き合い方とかが中心になってしまいがちだけど、実際はそんなのそんなに関係ないのだと思う。
俺がまほろば君と付き合うまでに5年もかかったのはとにかくタイミングが合わなかった。
俺には恋人がいたし、彼は当時まだ高校生で、家は福岡と神戸だった。
だから映画で「よかった。彼の孤独を癒してくれる人がいてくれて本当によかった」と言ってる女を勝手にまほろば君に置き換えて「許されてる、俺テヘ」といいように解釈して感動しているのかもしれない。
「孤独を癒してもらう」だけならあんなに路頭に迷って何人とも付き合う必要ねえわなあ。
まほろば君と付き合い始めてあと2ヶ月くらいで3年になります。人間、いかに自分というものがあろうと、常に隣にいる人の影響は少なからず受けます。いくら仲が良くても相容れない習慣はいろいろとあるわけですが、その中で感化され自分も好きになったものがいくつかあります。
食べ物の中ではお好み焼きです。僕は小さい頃から母が作ったお好み焼きは食べていたのですが、山芋100%で小麦粉ほぼなしという今思えば考えられないほど極端な配合のものを食べていたこともありお好み焼きはどうにも苦手でした。でも、関西出身のお好み焼き大好きのまほろば君が旅先の大阪ではもちろん家でも食べたがるので仕方なく食べてみたら「普通のお好み焼きは意外にうまい」ということに気づき今はお気に入りのメニューになりました。
次は電気毛布。実家がカーペットや絨毯をすごく嫌っていたので電気毛布を使う習慣が昔からまったくなかったのですが、今や両親も愛用する冬のマストアイテムになりました。電気代はめちゃくちゃ低燃費になるわけではありませんが、ヒーターでのぼせちゃう僕には足だけ温めるというのはすごくちょうどよいです。
そして、最後にオネエ言葉。
僕は数年前までホモフォビュアな側面が強く残っていたので、イカホモと言われる外見や仕草が大変苦手でした。でも、オネエ言葉ならキツいことを言っても冗談として流されたり、使うだけで面白く聞こえるという話術のネタとしての効果があることと、歳を経たせいかセクシャリティに関する細かいことで悩むのがバカらしくなったことに気づき自分を矯正するような生き方は辞めてしまいました。
同じ価値観を一生維持することは出来ないので次は自分が何を好きになってしまうのか今から恐怖に怯えていますね。
まほろば君と同棲を始めて半年が過ぎましたが、いくら馬があっても時々はケンカをするわけです。その原因は俺たちの場合はほぼ家事に関することです。まほろば君は仕事が忙しいので残業を終えて帰ってくると毎日11時過ぎになることが多く、平日は家事はできません。土日はあるわけですが、会社から指示されている資格の勉強をしなければいけなかったり、ときどきは休日出勤があったり、出かけたりするのでそんなに多くはできません。俺は在宅ワークなので洗濯機を回しながら仕事ができるので、まあ自然に俺が多く家事を担当することになります。俺が多めに家事をするのはいいのですが、それぞれこだわる部分があるので相手のやり方に注文をつけたくなってしまいます。例えば俺は洗濯が出来るときにはすぐ洗濯機を回したいのですがまほろば君は晴れた日にだけ回してほしいようなのです。そして、まほろば君から頼まれると「どうせ俺が回すんだし、俺は洗濯に合わせて行動するつもりはない」なんて言ってしまったり、「だいたい養ってもらってるわけじゃないんだから、俺は家政婦じゃないし。1円ももらってねえし!」なんて追加してしまったりするわけで、するとまほろば君も「洗濯は別々でしよう」なんて言い出してしまい「じゃあ、一緒に住む意味なくね?」なんて過激な発言も俺もしてしまったりすることがあるのです。非常に大人気ない。まあ、そんだけの話なのですが人が人と“一緒に住む”となると、所詮家事なのですがされど家事なのであります。なんとなくそういうケンカをしてしまうときは多分二人とも疲れていて元気がないんだと思うので、体調管理に気をつけて冬を上手く乗り切りたいものです。
今日の天神は雷がゴロゴロ鳴って小雨がぱらついていた。
出掛けるときに傘を持っていかなった。俺はいつも忘れる。
今日はまほろば君は爆睡してたので、コソコソ家を出たし。
友達とアメリカンアパレルに行くと店が畳まれていた。
確かにお客が少なかったけど、これで九州から完全撤退だ…好きだったのに残念。
無印良品で敷き布団カバーを見る。
恥ずかしながら我が家はダブルベッド。
店員さんに言うのもためらう己の自意識過剰ぶりにイヤになる。
しかも、男二人でダブルベッドのカバー尋ねるってどうにもこうにもゲイゲイしい。
パイル地のカバーが50%オフだったので、ウハウハしたけど在庫もない。もともと作られてすらない。
ダブルサイズは流行らないのかなあ。
今日は体調がいいので、いいですよ!
帰りはずぶ濡れ。