diary

電信柱の女

女の幽霊

少し前、東京の友達が仕事で福岡に来ていた。来て早々に携帯をなくしてしまったーとなんとも浮かない顔。俺も指定された時刻にホテルのロビーでかろうじて待ち合わせした。「どうやらタクシーに忘れたみたいだ」「運転手のおじさんがiPhoneのロックを外せないから電話に出れないんじゃないか」いろいろ言ってたけど、彼が携帯をなくしたことは知ってるだけで数回ある。しかも、今年に入って財布もなくしたらしい。おまけにぎっくり腰になって、体調崩して…と今年はとことんついてないらしい。居酒屋では自分の近況やら、共通の友人の噂話やら、くだらない話。あらかぶの刺身を初めて食った。普段飲まない焼酎も意外とうまいやんか。その後、すっかり日が暮れて肌寒い中を話しながらブラブラと歩いた。なんとなく右に入る通りを覗くと電信柱のあたりに何かいる。街灯が1つもない暗闇の中に紛れているけれど、それは確かにいる。女だ。固まってる俺を見て友達は”ここは右に曲がるのか”と勘違いしてその通りに入っていってしまった。「そこ、誰かいるよ」と後ろから呼び止めると「え?…うわっ!うーわ!」と言いながら引き返してくる。「あれなんなの〜??」「風俗かなあ」なんて言いながら、帰りにもう一度通るとその通り自体がなくなっていた。さっきまで「いろんなものが1カ所に集まっていて福岡いいねえ」と話していた友達が「もう絶対福岡来ない!」と断言して帰っていった。ヒャヒャヒャヒャヒャ。もの凄い形相だったのだ。

カテゴリー: イラスト, 友達, 想うこと

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僕等を濡らす温かい九月の雨(2/3)

1泊2日で長崎の崎戸に行った。みんなには「宿は予約したよ」って言ったけど、実はそのときまだしてなくて遅れて電話したら予約が埋まってて慌てた。
車の修理が終わるのを待っているオレ
行きがけに給油口が開かなくて、修理に出してるところ。結局、出発したのは4時過ぎ。すぐに真っ暗。
伽椰子の真似をするオレ
夜9時頃に宿に到着。慣れない運転にぐったり。しかし、呪怨の真似を始めるとどんどん元気に。そんなもん。
貞子の真似をする貞子
初めて「」を観たとき、新しい恐怖に映画館がざわついた。
貞子が貞子の真似をするってどうなんだろ。
浴衣の帯を頭に巻いているオレ
テンション高すぎる1時過ぎ。他の客はみんな寝てしまった。
ウォーターデッキから見える透き通った海
貞子のおばあちゃんちの近くの海。水が透き通ってる。なのに、ワサワサしてるフナムシに目がいくオレがいや。
波に揉まれて丸くなったガラスの破片
貞子から波に揉まれて丸くなったガラスの破片を拾ってもらう。ロマンチック。もともとなんのガラスなんだろう。下町のナポレオン。
港で小雨に遭うオレ
オレは晴れ男なのにこの天気。残りのメンバーに雨女がいるんだろう。雨曝しなら濡れるがいいさ。
昼に食べた海鮮どんぶり
海鮮どんぶり。これにあらかぶの味噌汁が付いて千円というのはお得だねえと言いあう。メールマガジンに登録すると、ワンドリンク無料になるからとみんなで登録したけどまだ一通も来ない。多分、メールマガジン自体やめてる。
鍾乳洞の入り口
近くに鍾乳洞があるというので行ってみる。入り口で園児が通学で使うイメージの黄色い傘を借りる。ガキの頃にかえったみたいだ。
鍾乳洞の中
自然の神秘を感じようと思っていたのに、貞子が鍾乳洞でインシュリンがきれた人の話を始めるから、思考がそっちに働きだした。ホラー映画「八ツ墓村」のクライマックスは鍾乳洞だったなあ。お化け屋敷みたい。
鍾乳洞の注意書き
この注意書きを読んで突然、貞子がボタンを押した。
オレもおしゃべりしたかった。
鍾乳洞にいる虫の説明図
こんなのがいるらしい。わさわさ、わさわさ。最後には雨と汗まみれでみんな余裕がなかった。オレはシャツに泥がついた。