恋する雪 愛する空

恋愛の終わり、別離は人生の区切りとして、人と付き合ったことのある誰しもが経験します。
体に力が入らないような感覚に襲われたり、食欲がなくなることもあります。
日常の風景となっていた習慣を失います。
それはメールだったり、電話だったり、デートだったり。
なんだか心にぽっかり穴が空いたような気持ちになって、大げさに言えば生きる意味を見失いそうになります。

僕は昔、付き合っていた相手に無理を言って、関係続けたことがあります。
でも、その後は今にも墜落しそうな飛行機が蛇行運転を続けるような日々を送りました。
そのことをすごく後悔してしまって、あっさり別れればよかったと思いました。
人の心は縛ることも変えることもできません。
でも、そうやって必死に壊れた部分を修復したり、落ちた地点からもう一度やり直すことも大切なことです。
例え、行き先がズレてしまっていて、一緒にたどり着くことは絶対に無理なんだわかっていても、少しずつ苦しむことで相手を失う悲しみを事前に分散するのです。
少しずつ少しずつ毎日毎日涙を流すことで、心の堤防が崩壊することを防ぎます。

仲良くやってきた人が突然いなくなることは、到底受け入れがたいことです。
それはまるで交通事故のようです。
ケンカを重ねて、ウンザリしていれば「仕方がない」という風に気持ちを持っていくことができます。
そんな風に考えて、僕は昔の恋愛を処理しています。
無駄にしてしまったと考えていた日々にも、必ず何か意味があると信じています。

この記事も読まれています。