SOFFet BEST ALBUM ~ALL SINGLES COLLECTION~

SOFFetは独創性の高い楽曲を歌うふたり組のユニット。
ソングライティングをしているメンバーは昭和55年生まれで僕と同じ歳です。
歌モノラップ全盛期にシーンに登場し、楽曲の評価も高かったのですが、いまいちヒットには恵まれていません。
現在も活動しています。

この「人生一度」という初期の楽曲はファンには根強い人気があって、僕も当時大好きでした。
しかし、いま改めて聴くと歌詞になんだか違和感を感じます。
内容は、ラップで1人の男の人生を描いていきます。

「個性に乏しい男が平々凡々な人生を送り、時に虚しさも感じるが、最終的には子供や孫が生きた証になったとさ」という感じです。
そしてその「平々凡々な人生」というのが具体的に歌われているのですが、その内容がこんな感じです。

  • ・国立大学に進学
  • ・公務員同士で若年結婚
  • ・2000万のマイホーム
  • ・子や孫に囲まれる老後

…これで虚しいだと?という感じですが、これが当たり前でしかもつまらなく感じる時代が、確かに昭和の日本にあったのかもしれません。
そして、それこそゲイにとっては生きづらい時代だったと思うのです。
だから、いろんな不安の多い時代ではありますが、ゲイである自分からするといまの時期に生まれといてよかったなと、この歌の歌詞にあるような団塊の世代に生まれてなくてよかったなと思います。
若かりしSOFFetが思い浮かべた人生の設計図は、なんだか今の時代に合っていないのですが、それもそのはず僕らはもう中年なんです。

人生一度
人生一度

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SOFFet
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