Re:SILVA

SILVAのCDを最近TSUTAYAでレンタルしました。
去年の暮れにリリースされた「Re:SILVA」というアルバムです。

今はすっかりバラエティタレントと化してしまったSILVAですが、2000年代前半にデビューしたときはクラブ系のシンガーとして高く評価されていました。
当時は和製R&Bが全盛期で宇多田ヒカル、DOUBLE、AI、bird、Sugar Soul、SOULHEAD、Tina、嶋野百恵、MIO、井手麻理子などジャカジャカCDが出ていました。
主な作曲はほぼ朝本浩文(UAの初期の名曲はすべてこの人です。)が手がけており、売れて当たり前なのですが、特にDJ受けがよく、SILVAのアナログ盤はプレミアがついていました。
そんな彼女もすっかり勢いがなくなり、ここ数年何をやっているかわからなかったのですが、去年セルフカバー・アルバムとオリジナル・アルバムを同時発売するという華々しい復活を果たしたのです。
しかし、そのセルフカバー・アルバムでは過去の良曲たちをなんとSILVA自身がアレンジしているのです。
誰も頼んでいませんが、彼女は数年前からDJを始めたので創作意欲に溢れているのでしょう。
アルバムを恐る恐る聴いてみると、GarageBandで作ったような薄ら寒いイントロが流れ始め、とにかく無茶苦茶な内容でした。
SILVAは文学的な素晴らしい歌詞は書くのですが、音作りに手を出してしまいました。

ちなみに動画は「Re:SILVA」に入っている新曲でしっかりと朝本浩文が作っている曲です。

売れていないから、スタッフがいなかったのか。
それとも自分から進んでやりたかったのかはわかりません。
多分ジャケットも壮絶な出来なので自分で作った可能性が高いです。

僕はシンガーとして活躍している人が、突然作曲を始めるとまず不安を覚えてしまいます。
大抵は出来がよくないからです。
例えば、大沢伸一からの巣立ちを発表し突然自作曲を発表し、セールスがガタ落ちしたbird。
全盛期にアルバムに1曲混じっていた倖田來未作曲の「ミルクティー」
CHEMISTRYはセカンド・アルバムで2人それぞれ1曲ずつ作曲。
なかったことになってるhitomiの「空」
ファンにだけは支持されている鈴木亜美の「強いキズナ」とトーコの「絆 〜KIZUNA〜」
作曲ではないですが、突然作詞にチャレンジしてすぐにやめてしまったSalyuとCrystal Kay。
やめて正解だと思いました。
SAYAKAの「garden」や浜崎あゆみは「Dearest」などは一時期急に作曲をしましたが、パタリとやめてしまいました。
出来が良かったために、逆にほとんど自分で作ってないのじゃないかと疑ってしまいます。

しかし、そんな不平を漏らしながらも、「Re:SILVA」
繰り返し聴いてしまうのがファンの弱みです。
今年も歌手活動を切望しています。

Re:SILVA
Re:SILVA

posted with amazlet at 14.02.14
SILVA
BounDEE by SSNW (2013-11-06)
売り上げランキング: 48,167

この記事も読まれています。