GrandmaGrandma / etharooni

今月、祖母が父と母が住む家にやってくることになりました。
もともと足が悪いのですが、1人で生活することがさすがに困難になってきたからです。
父方の祖母のため、父は祖母を大事にするのですが、一方で母は自分に親がいないために、親孝行をする父に理解を示しません。
いや、示さないというか嫌悪感すら訴えます。

高齢者になると問題となってくるのは、要介護の等級です。
介護等級が高いほど、介護サービスを多く利用できます。
この介護等級を決めるために、ケアマネージャーが定期的に家を訪問していろいろな質問をします。
祖母は「電動車に乗って、美容院に行って髪を洗ってもらった」とこの前答えたそうです。
母はそれを聞いて、「見栄ばかりはってる」ととても怒りました。

しかし、祖母のその行動の理由は、ちょっと想像すれば理解できます。
自分より若く生き生きと仕事をしているスタッフに「風呂にあまり入っていない」とか「物忘れがひどくて料理もできない」と言うことに抵抗があったんだと思います。

話は違いますが、犯罪を起こした知的障害者は裁判で「僕は知的障害者です。難しい言葉はわかりません」と言うように弁護士が勧めても、ほとんどの場合言わないそうです。
それは戦略的には間違った行為ですが、彼らにとっては最後のプライドなのです。
みんなの前で自分の欠点をあげつらいたくないというのは、誰でも同じだと思います。
そこを考慮しつつ、上手く自分の状態を伝える助けができればいいのですが。
本人の気持ちをないがしろにして行う支援やアドバイスは、意味をなしません。

と、そんな例え話を母にすると「…わかった」と言ってくれました。

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