昔(今もあるかもしれないけど)、ミクシーのコミュニティでカテゴリーとしては“変態”に属するようなものが多々あった。
エロいものもあるけど、それとはちょっと違うもの。
虫を食べる人が集ったりしていた。
僕はそんなコミュニティの存在を知らなかったのだが、当時付き合ったヤツがそんな変態コミュニティに好んでたくさん参加していたのだ。
「オマエも虫を食べるのか?」と聞くと、どうもそうではないらしい。
“変態”が好きだから、“変態”の集まるコミュニティに行くらしい。
「それは、ある意味変態より変態ではないか!」と打ち震え、彼を「変態野郎」と呼んでなじったのだ。

しかし、時は流れ、いつの間にか自分もサブカルサイトを覗いたり、サブカル本を手にとったりするようになっていた。
ヴィレッジヴァンガードにあるヤバイコーナーの常連である。
ミイラ取りがミイラを地で行ってしまった。
変態が好きな変態になってしまった。
変態が好きな変態を変態だとなじっていたのに…。

「でも、僕が好きなのは変態であって、変態行為そのものではない!」と声を大にして言いたい。
しかし、そう言って気づくのだ。
彼も同じセリフであの日、僕に言い訳したことを。

画像出典:Pervert. / paul-ford

この記事も読まれています。