壮絶に痛々しいゲイ映画「ムーンライト」の感想(※ネタバレあり)

ゲイ映画「ムーンライト」を視聴した。
いわゆる“オカマ”と呼ばれ、イジメられながら育ったゲイボーイの半生を描いた作品だ。
とにかく全編が痛々しくて見てられない。

ナヨナヨしているということを理由にイジメられる少年。
母親は薬物中毒だから、小さい頃からずっと育児放棄されている。
ずっと好きだった親友はいるけど、イジメっ子から助けてはくれない。
そんな環境で育った少年は最終的に筋肉ムキムキの薬の売人になる。
高級車に乗り、金歯をつけて、雄臭く振る舞う。
しかし、親友に再会すると急に少年時代の乙女な自分に戻ってしまう…。

「なんなんだこの暗い映画は」と見終わった瞬間は不快感すら覚えていたのだけど、ちょっと時間を置くと言いたいことがわかってきた。
普通のゲイはモテるために筋トレすると思うんだけど、この映画の主人公は過去のイジメ体験が理由で体を鍛えている。
自分を強く見せるための筋肉。
なんて悲しい筋肉だ。
屈折して成長したこの男は、この後も苦労するだろう。
それでもすべてを受け入れてくれる親友がいるのなら、その人生は輝いている。

ムーンライト(字幕版)
(2017-08-16)
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