前頭葉を切り離すと精神病が治る??

ロボトミー手術とは脳の前方部分にある前頭葉を他の部分から切り離すことで、うつ病や統合失調症の改善を図るというものです。
僕はてっきり前頭葉を切除するのかなと思っていたのですが、さすがに切除するわけではないようです。
切り離す…何を切るのでしょう…。
そもそも現代の医学は脳にメスを入れることができるほど、その構造が解明できてはいません。
うつ病を患ってる人の脳の一部の温度が低いということすら、わかったのは最近のことです。
暴れる患者がシュンと大人しくなったのかもしれませんが、それは病気が治ったのではなく、ただ人間が壊れただけでしょう。
もし、うつ病などの精神疾患が本当に改善できるなら、僕だって外科手術を希望しますが。

過去には手術が原因の殺人事件が起きている。

日本では3万人から10万人がロボトミー手術を施されたと言われています。
すごく昔の話かと思えば1970年頃までは行われていたというではありませんか。
僕は生まれた年が20年ズレていたら、きっとロボトミー手術を受けていると思います。
本当に恐ろしい…。
そんななかで、騙されて手術を施された男が精神科医に復讐するために、その妻と母親と殺害するという事件が起きました。
患者が誤診され、怒ることはよくある話ですが、騙して手術をするというのはあまりに悪質です。
しかし、ロボトミー界隈には”騙して手術した”という話が多いのです。

電気けいれん療法は現在も行われている。

前頭葉を切り離すわけではないのですが、電気を通してショックを与える治療方法は今も行われています。
僕も九州大学に入院していたときに、その療法の話が出ました。
結局、受けたことはないのですが、ビリビリしたら頭が良くなるとかだったら、試してみたかったです。
どちらかと言えばバカになりそうですが。

名作「カッコーの巣の上で」以外にもロボトミーを扱った映画がある。

アカデミー賞を受賞した「カッコーの巣の上で」はあまりに有名ですが、ここ日本でもロボトミーがテーマのホラー映画が作られています。
その名は「ピノキオ√964」、非常にグロテスク・悪趣味で観ているだけで吐き気を催す映画です。
しかし、海外のヲタク達の評価は非常に高く、公開から20年以上経った今でも海外の映画祭で上映されています。
本当にどこがいいのかわからない!

昔は必ず病院の端に配置されていた精神科ですが、最近はやっと他の診療科目と同じように扱われるようになりました。
しかし、目で確認することができない頭の病気は、どこか胡散臭く、気味が悪い印象を拭うことができません。

画像出典:25.camerata / Alessandro Bonvini

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