償うようにしか人を愛せない人がいる。

相手を傷つけて、その傷口を舐めることしかできない。

やわらかく、もろく、弱い。

そんな償いのような愛は、いろんなものを壊し、いつか粉々に身を崩す。

それでも、大きな愛に憧れて、見据え続けた地平線に向かい歩き続ける。

傷つけないように、傷つかないように、一層やわらかく、一層もろく。

でも、もう弱くはない。

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