ポチワン犬「美木男」が猛犬だった件

ビッキー

犬を飼いたいなんてほざいている僕ですが、以前飼っていた犬の飼育には完全に失敗した経験があります。
その名はビッキー、美木男君です。
よくある話なのですが、「権勢症候群」と言われる飼い主より自分が偉いと勘違いしてしまった犬になってしまったのです。
抱っこをさせないために、ソファから下ろすこともできないという扱いにくい犬でした。
よく吠えるだけでなく、噛むんです。
ダックスフンドのせいなのか、その牙が凄まじく病院に行くレベルのケガをしてしまうので、迂闊に手が出せないのです。
まあ、その王様のまま13年間生きて寿命をまっとうしたので、本人はあの世で満足なのかもしれませんが、僕はかなり参ってしまいました。
この権勢症候群というやつを改善させるための方法(ひっくり返して、降参するまで押さえつけておくなど)もいろいろ試してみたのですが、飼い主より上の立場に立った美木男を改心させることは難しかったのです。

そんな猛犬美木男の思い出はいろいろあります。
初めて家に来た時はよちよち歩きで、カーペットに爪が引っかかって歩けませんでした。
餌を食べた後、皿がピカピカになるまで舐めていた姿をよく覚えています。
しかし、猛犬になってからは、車の車輪を強く憎み、散歩中に車の車輪に吠え掛かったり、首輪を自分でスポっと抜いて家まで1人で帰ったり、祖母の家の猫に襲いかかって出入り禁止になったり、それはそれはたくましくなりました。
餌も、乾燥フードは食べず、缶詰も同じメーカーが続くとハンガーストライキをして、必ず残して、次は新しい缶を開けてくれとせがむようになりました

何がどう良くなかったのか…なんて反省していると、まるで過去の恋愛の失敗を考察するときと同じような気分になります。
犬と人間の関係と、人間と人間の関係、近くなくとも遠くないのかもしれません。

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