東京のオカマたちと年始から「温泉行きたい。行こう」ということで旅行の計画を立てていた。
それだけを楽しみに頑張ってきたから、当日はワクワクして心躍り候。

由布院駅から、とりあえず旅館を目指して歩いていると見えた山の上。霧がかかっている。温泉ちゃこげな雰囲気ばいねえ。

由布院をアートの街にしようというプロジェクトがあるんだろうなってくらい資料館や工房、ギャラリーが多かった。

観光客はかなり多かった。半数は外国の方だ。長身のジェイドもどきにみな心踊り候。

観光地にはこういう意味不明なオブジェが多い。

腹出してゴミ袋下げりゃ即席七福神になれるな。
宿が全室離れなこともあってオカマが5人で歌って踊っても問題なし。給仕のおばさんから「みなさんはどんな関係なのですか?」と聞かれ一瞬沈黙する。
「温泉」「旅行」にあまりいいイメージを持っていなかったモグさんが「とっても楽しかった!また行きたい」って言ってくれて嬉しかった。
2月は頭に東京に行ってるから1ヶ月に2回も会ったのは珍しい。
あたし、柳川へ行く!母の希望で親父とまほろばくんも連れて柳川に行った。俺は眠くて少し元気が足りなくてぐんにゃりしてた。

俺の目的は鰻のせいろむしだけだ。うまい。

白秋の生家…興味がない…興味がないけど一応見る。そして、写真…変な写真を撮ることに集中する。全身全霊かけて駆けまわる。
そして、寒いので俺は嫌だったんだけど、柳川の川下りも予定通りにやることになる。1時間半かけて愉快な(?)船頭と市内を下る。寒かった。とにかく寒かった。ジャケットを車に置いてきてしまったのがよくなかった。唇が紫になるほどの寒さ。歌を歌うのが好きな船頭は1時間半の街の案内の間にひたすら歌う。白秋作の童謡などを10曲歌ってプラス別れ間際には1曲オリジナル曲まで披露。の割に歌は微妙。20年前くらいにここで同じように川下りをしたときには丈の低い橋があって、しゃがまないと橋に頭をぶつけるようなポイントがあったはずなんだけどもうなくなっていた。危険過ぎたということか。母は目的の北原白秋資料館や生家を観ることができて大満足だったようだ。ちなみに童謡「まちぼうけ」は北原白秋作品らしくて、写真の妖怪みたいな銅像は「まちぼうけ」をイメージしているらしい。大層不気味。当時の大流行作家北原白秋…明治の小室哲哉ということか。隣の家の女房と駆け落ちしたらしい。
ただいま絶賛上映中の映画「告白」を観た。おどろおどろしい内容が炸裂していたが、俺はひたすら松たか子の前歯ばかりが気になった。今回は特に…特にハムスターしている。いいなあ。この前歯。いいねえ。いい。いいよ。1日に2回映画を観るなんて滅多にしないんだけど、続けて「マイブラザー」という映画も観た。あらすじは戦争に行って死んだと思っていた兄貴が捕虜として生き残っていて数ヶ月ぶりに帰って来るが、過酷な経験から別人になっちまってたって内容なんだけど、俺はトビー・マグワイアの前歯が気になった…てことはないけど、(トビーの前歯は足りん)とにかく捕虜の拷問シーンが酷くて見ていて具合が悪くなるくらいだった。いやー…映画が終わると、隣で仲良く映画観賞していた中年夫婦がいなくなってることに気づいた。足元には散らばったポップコーンとドリンクホルダーには食べかけの疲れたフライドポテト。さぞかし張り切って来てたのに最後まで観れなかったんだな…と俺の気持ちはさらに凹んだ。映画を観るのも大変ね。
まほろばくんの友達とはカラオケに行ったあとに晩飯を一緒に食ったんだけど、とても創作的な人でコーヒーを飲んでいると、手製の絵本を見せてくれた。詩を書くのは知っていたけれど、ロボット、戦争、イルカ、ドラゴン、子供、伝説…いろんな要素の絵本を沢山見せてもらった。言い訳ばかりでポートフォリオが全然充実しない俺はなんなんだ…と自答もした。「才能とは続けること」という言葉がぐわーんぐわーん。ホテルの慣れない天井を見てるとどうしようもない不安が溢れ出してきそうになったけど、体を起こすと「ぽきゅなにもなやみない」ことに気づく。はっと気づけば終わってしまいそうな夢のような、幸せに慣れることができないできない…慣れたくない。なんてねごめんね。
たまらなく天気がいい大阪の天気が少し良すぎて思ったより暑くてだからか思ったより早くバテてしまって焦った。まほろばくんのお母さんとお姉ちゃんと友達と会った。まほろばくんのお母さんはいかにも「まほろばくんのお母さん」というかんじで、そう言ってしまうとお姉ちゃんも友達もまほろばくんのだった。ごっつまほろばな街で、まほろばごっくんな食事をし、まほろば的な会話をして、まほろば風に笑ってみる。ヒヒッヒヒッ。ひきわらい。…食事をしながら彼が暗黒の高校時代に溺れてしまい、俺のブログに流れ着いてそれから長く長く…ながーっく!ながーっく!つまらないくらいひたすらメール友達だった話をした。彼のお母さん曰くまほろばくんの就職が決まったのも俺のおかげらしいです。ふむふむ。そういうことにしておこう。大きなげっぷを1回してしまって「失礼」したぐらいでそんなに粗相はしていない。せいか、お母さんとお姉ちゃんウケはよかったらしい。当たり前じゃない。屁こくの我慢したんだから。