diary

会ったことないのにケンカ

会ったこともない人とケンカ…。
ふっと脳裏をよぎることが誰しも少なからずあるのではないでしょうか。
ネットがきっかけの出会い、特にSNSが行き渡った昨今では一度も会ったことがない人とケンカするなんて珍しいことでもない気がします。
しかし、出会い方が限られてるゲイは出会い系掲示板、ネットが普及する前は文通などの時代から飛び道具を使ったようなケンカを繰り広げてきたはずです。
ネットでケンカ。
手紙でケンカ。
手紙でケンカ…いま聞くとすごい滑稽な印象。
さすがにわたくしでも人と手紙でケンカした経験は少ないです。
少ないということはそう、あります。
ただ、それはゲイ相手ではありませんが。
なんでこの会ったこともない人とケンカというネタを持ちだしたかと言いますと先ほどFacebookを見ていましたら昔々にやり取りしたゲイの方が友達予測に表示されたからです。
「あっ…こんな人いたな…」「老けたな…」と思ったあと、向こうのほうがわたくしを見て「なんじゃ!このブータレは!?」と仰天したろうなと思い腹をさすさすしたわけです。
大体会ったこともない人と口論になってもお客様センターにかかってきた電話を受け流すようにしとけばいいじゃんどうせ会ったこともないんだし、と今は思いますが当時はまったくそんな考えはなかったです。
しかし、会わずにただ写真が更新されていき、歳を重ね朽ち果てていくなんて…歴史ロマンのような感慨に浸れます。
とバカにしてますが、いま付き合ってる恋人とも会う前にケンカして一度絶縁していたわけですから
やっぱり会う前でも人間関係は人間関係。
大切にしないと会えないままお互いミイラになりますねえ。

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私は何でも知っている。

20120427私は神経質だ。それを指摘されるときに「几帳面だね」などと言われたことはない。いつも「神経質だね」と言われる。すなわちあまりいい思いで指摘されているわけではないということだ。そう、私は神経質だ。物を並べたりすることが好きだ。CDや本などは五十音順にキレイに並べる。「あ」の次に「め」がきてはいけないのだ。出っ張りの度合いも均一を保ちたい。大きな本がある場合は他の本も総出で一歩前へ前進し、見栄えを美しくしなければいけない。パーソナルコンピュータの中のファイルにも同じことが言える。ファイル名は大文字、小文字を使い分けフォルダで分割する。これは他者と仕事をするときは必要になることだが、私は仕事のためにしているわけではない。整理整頓は私に快感をもたらすのだ。この先の見えぬ現代社会において自分の住居ぐらいは見渡しておきたいではないか。画鋲が机の横の3段チェストの一番上の引き出しの中の赤いDULTONのカゴの中に収納されていることや、紫色のポロシャツは押入れの中の一番右上の引き出しの中の手前の衣類の中の上から3番目に畳まれていることや、かつお節は台所の一番左上の引き出しの上の段に左端から賞味期限の近い順番に並んでいることぐらいは電車に揺られていてもメールで教えることができる。さて、このような癖はいつ頃からかと言えばそれはもうずいぶん前からのことになる。小学生の時分にはすでに「短い釘はそこの引き出しの中」と喋っていた記憶がある。日曜朝のテレビ番組「ナイルなトトメス」のセリフ「ナイルは何でも知っている。私も何でも知っている」はまさに自分のためにある言葉だとこんがり焼けたトーストをつついていたものだ。しかし、そんな細かいだけの私は仕事を通じて知り合った人と今日初めて話をしたのだが、会話が下手で的確に自分の言いたいことを伝えられなかった。それは現代社会のせいでもまったくないわけだが、整理整頓された部屋を見ていると「…なんか、当然だな」と独り納得してしまい日が暮れて候。

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殺してやりたい。

弧男
「殺す」なんて掲示板に書いたら刑事処罰な世の中ですが、どうなんでしょう。
あくまで言葉は言葉だし、危なっかしくても危なくない限り一律に取り締まるのもどうなんでしょう。
「殺すぞ、お前」なんて言う嫌なクラスメイトは昔からいるもんです。
匿名の証言人の顔や声にモザイクをかけるのは当然ですが、死体にも性器にもモザイクをかけるのは何故なんでしょう。
「汚かった」り「危なかった」りするものではないと思います。
そんなことに憤りを感じる今日の自分はモヤモヤしてまさにモザイクがかかってるような気がします。

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母性のような愛

ベンジャミン・バトン結構前に観た運命の恋人同士である男女の話がテーマの映画「ベンジャミン・バトン」のワンシーンだけがよく頭によみがえる。
あらすじもしっかり覚えてないんだけど、おばあさんになった女が男に自分と別れた後一時的に恋人がいたことを知った時に「よかった。彼の孤独を癒してくれる人がいてくれて本当によかった」って呟くシーンがあってそれが観ていて「うわっ愛だ」と衝撃が走ったのだ。
俺みたいに「浮気は絶対許さん!」という器量の小さい男とは真逆で、母性のようなものを感じて…涙。
恋愛の話は出会い方とか付き合い方とかが中心になってしまいがちだけど、実際はそんなのそんなに関係ないのだと思う。
俺がまほろば君と付き合うまでに5年もかかったのはとにかくタイミングが合わなかった。
俺には恋人がいたし、彼は当時まだ高校生で、家は福岡と神戸だった。
だから映画で「よかった。彼の孤独を癒してくれる人がいてくれて本当によかった」と言ってる女を勝手にまほろば君に置き換えて「許されてる、俺テヘ」といいように解釈して感動しているのかもしれない。
「孤独を癒してもらう」だけならあんなに路頭に迷って何人とも付き合う必要ねえわなあ。

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ks

白鳥おじさん
わたしたちゲイにとってネットは天国と地獄をもたらしました。
「出会い」と「情報」が手に入るようになりました。
一人泣くことも間違った判断で死を選ぶようなゲイは減ったでしょう。
でも、その「出会い」と「情報」はゲイだけでなく誰にでも手に入るため隠れることが難しくなった感は否めません。
悪いことをしてるわけじゃないんだから隠れる必要はないのだし、存在を認めてもらういいチャンスなんだとは思います。
しかし、誰が好き好んで矢面に立ちたいものでしょうか?
第一線にいるゲイがカムアウトすることは相変わらずありません。
そして、隠れるための手段の1つとしてノンケアカウントとゲイアカウントを作るゲイが増えました。
わたしもその一人です。
SNSを利用するときにはブラウザやアプリで今どちらでログインしてるかを確認するようにしています。
それでもiPhoneで手が触れてリツィートしてしまうことがあり、なんだか面倒くさい限りです。
でも、俺の場合はセクシャリティより汚い言葉使いの方が問題です。
生まれながらに下品なんですよね〜
50で死んだ典夫じいさんにそっくりらしいのです。
下品、猥褻、エキセントリック…

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