ゲイ映画「君の名前で僕を呼んで」の感想(※ネタバレあり)

久しぶりに映画館でゲイ映画を観た。
映画が始まる前の宣伝で、この映画の脚色がゲイ映画の金字塔「モーリス」と同じ人間が担当したと知り、「モーリス」を意識しながらの観賞となった。

あらすじ
音楽家になりたい少年の家に父の関係者が6週間滞在するという。
その男は長身、イケメン、筋肉質、胸毛ボーボー。
性的な目で見てしまう少年をその男もまた同じ想いで見つめていた…。
そして、結ばれた2人。
しかし、彼は国に帰ると結婚することになり、主人公発狂。

とそんな感じの話なんだけど、この少年は男を好きになればなるほど、女の子にも手を出す。
自分がゲイだと認められず、無理矢理女とセックスするにしては積極的すぎるのだ。
それなら、バイという設定なのか?
それかバイでもなく、彼だったから男を好きになったということなのか?
そんな感じで、主人公のセクシャリティがイマイチ掴みにくく、ゲイの自分としては感情移入が難しかったというのが率直な感想。

一夏の恋を美しい映像と音楽で表現していて、その素晴らしさには脱帽だけど、裕福な家でゲイに理解のある親と優雅に暮らす恵まれていることこの上ない主人公に僕の心は1mmも動かなかった。
自分は男にやり捨てられたと被害者面なんだけど、お前も女をやり捨てたじゃないかと呆れてしまった。
まあ、若い頃は思う存分、やり捨てたりやり捨てられたりしたほうがいいと思うが、身勝手なのだ。

「モーリス」は本気で愛し合った2人なのに、片割れが女と結婚して生きていくことを選んだことで破局した悲運な恋の映画だった。
今作も片割れが女と結婚してバッドエンド。
この脚色家はまたやりやがったな。

「君の名前で僕を呼んで」オリジナル・サウンドトラック
posted with amazlet at 18.05.12
オリジナル・サウンドトラック
SMJ (2018-03-21)
売り上げランキング: 195

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*
*