雰囲気イケメン、雰囲気金持ち、雰囲気天才

シャニダールの花 特別版 [DVD]

先日「シャニダールの花」という映画を観たのですが、想像していたほどストーリーに展開も落ちもなく間延びした映画でした。
しかし、閉鎖的な研究室で白衣の男女が恋愛する様はオシャレな雰囲気でした。
そうです。この映画は「雰囲気映画」だったのです。
「雰囲気映画」とは脚本が特に面白いわけでもなく、豪華な作り込みがされているわけでもないけど、部屋に流しておきたいBGMのような心地いい映画のことです。
しかし、昔に比べるとこの手の「雰囲気映画」は減った気がします。
大きなヒットをすることがあまりないので、最近の余裕のない映画事情ではあまり作れないのかもしれません。
一昔前は雰囲気映画こそ単館系映画だ!というくらい単館系の映画館では雰囲気映画ばかり上映されていました。
腑に落ちない結末で頭にクエスチョンマークが浮かんだときでも、「だって、単館系だもん」という甘いジャッジを下していたように思います。
今思えば、大物監督のおごりのようなものを感じます。

具体的な監督を言えば、
洋画ではガス・ヴァン・サント、ウォン・カーウァイ、クエンティン・タランティーノなどなど。
邦画では北野武、中野裕之、石井克人、岩井俊二、青山真治などなど。

「シャニダールの花」の監督、石井岳龍なんて本当に毎作毎作わけがわかんない映画ばかり撮ってます。
でも、世界が認めた鬼才らしいのです…。

雰囲気なんたらは映画だけではありません。
世の中には雰囲気オシャレ、雰囲気イケメン、雰囲気金持ち、雰囲気天才…いろいろいます。
大した服を着てないのにオシャレに見えたり、大した家具を置いていないのにオシャレな部屋に見えたり、全然鍛えてないのにマッチョに見えたり、全然わかっていないのに1番理解している顔をしてたり。
そんな雰囲気なんたらには総じて「見せ方が上手い」という共通項があります。
見せているというより魅せているんです。
僕はその魅せ方=デザインを、自分はもっともっと学ばないといけないと思っています。

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