2008 年 1 月 29 日

眠くないのに開きたくない両の目。
曇り空の下で立ち止まったまま動けない。
誰かが追い越していく気配がする。
俺には行き先がないのだろうか。それとも行く気がないのだろうか。
そんなくだらないことを知りたいって思うことすら、力がいるっておもう。

死ぬことを意識して生きるのはつらい。

こころが逃げまわる。不意に口をつくのはいつも無意味な「かえりたい」。
目の前を歩く集団を見て、集団からはじき出されてることを知った日。
いつも見ていた景色が俺の目にささる。

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2008 年 1 月 16 日

ヴェローチェで友だちとコーヒーを飲みながら話した。
だらだらという感じでもない。神妙な顔でマジメな話もした。
しかし、最後はふたりしかわからないような変な話題で子どもように盛りあがって騒ぎながら駅でバイバイした。
ふたりしかわからないような話題、ひとはそういうのが好きだ。
秘密でもないし、内輪話でもない。ただただふたりしか面白くない話。共通の感覚。

世界には自分とすごく似てる人と似てない人がいる。
すごく似てるのになぜかしっくりこない人や、共通点はなにもないのにたのしい人もいる。
だから似てる人も似てない人もどっちもだいじだあ。
どうにもむかつくのに好きだったり、なんにも気にさわらないのに好きじゃなかったり。
人と人とを結びつけるものって目に見えるようで空気のようにきっと見えない。
きょうなんでこの人といるんだろ。ふっと思ってほわっとあったかくなりました。

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2008 年 1 月 12 日

土曜の午後は混んでいる。
ジムに行くとフロアの窓ガラスがすべて白く曇っていた。
カラダを動かすたびに吐き出される何十の息が室内に充満していることが頭に浮かぶ。
走りながら思う。おれ、モルモットみたいだなあ。
マシンの上でひたすら走るのも達成感があるんだけれど、本当はむかしから登山に興味がある。
クライミング-技術がどうこうより、ただ自然が好きなだけだ。
動植物、野鳥、昆虫。生き物が好きだ。
それでも運動のあとにプロテインを飲んだ。
なんとも人工的。すべてはバランスなんだろうけども。

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2008 年 1 月 8 日


朝早く目が覚めた。昨日9時に寝たんだ当たり前だろう。
開店したばかりのカラオケ屋に行って1時間歌う。
今日も音程は取れてない。
最近、よういち(相方)が携帯の動画で歌っているところを撮ってくれた。
聴いてみると、普通に音痴だった。
これを今まで人前で披露してきたんだな。ナイス!我が人生。ハハハ。
今日も最後にSyrup16gの曲を1曲一緒に歌う。
俺たちの出会いのきっかけ。いつの間にかできた習慣。

その後、バスにガタゴト揺られながら西区にあるアウトレットモールへ行く。
スピッツの「バスの揺られ方で人生の意味がわかった日曜日~」を歌っていると急に視界が開ける。
海だ。
モールで俺はシンプルなGパンを買った。

帰りに白菜と豚肉をしこたま買って家でしゃぶしゃぶを食う。
ご飯をお代わりして、満腹。もう食えない。
7時半にごろんと横になってうとうと寝てしまう。

ずっと前からこんな日を過ごしてみたかった。
あこがれてた1日の風景が心の奥のひりひりをただただやさしく包む。

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2008 年 1 月 5 日

昨日、めずらしく調子がよかったので帰省中の友だちに会った。
「ひさしぶりやな」と俺が言うと、彼はシャツをめくって「腹が最近メタボでさ」と笑った。
「転職してから5キロ太った。ベルトがいらねーの」
近所でコーヒーを飲みながらしばらく話した。
「パソコンが最近壊れて買い換えたんだよ」
「ゲーセンのUFOキャッチャーしてさ。え。お前も?俺の弟、ゲーセンで働いててさ」
明るく語りかけてくる彼が西日を背にしているせいか、すごくまぶしかった。
でも、とても居心地がよかった。
「ところで、最近体調はどうなん?」会話が自然と俺のことに傾いていく。
彼は俺の話をじっと聞いたあと、しばらく黙った。
それから彼なりの考えたこうしたらいいんじゃないかみたいなことをいつくも挙げた。
その中には過去に試したことがあること、知らなかったこと、すこし見当違いなこと、いろんなことがあった。
しかし、何より10年間も俺と付き合ってきて、その間に何度も似た話をしてきたのに今も変わらずあーだこーだ考えてくれることがうれしかった。

家の前まで送ってもらった。
「大学時代のお前、すげー元気だった。それを俺知ってるからさ、知ってるから今すごく悔しいのわかる。とりあえず今度の病院行ってみ」
「ありがと。またな」
手をふってさよならした。

俺は10年前元気だったころにくらべて、そんなに不幸だろうか。
病気が奪えないものがきっとある。

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2008 年 1 月 2 日


年が明けた。
大晦日の31日は夕方からぐーすか寝てしまった。
起きると真っ暗になった室内に青い月明かり。除夜の鐘が聞こえる。
時計の針に目をこらすと1時10分。
本当に知らないうちに暮れてしまった2007。余韻も感傷もないまま。
もう一度目をつむると初夢かなあ。もう見たのかもなあ。
ぼんやり、ただぼんやり。

あかるい日差しを浴びて自転車をこぐ。
澄んだ空のした、涙がでる。
今日という日のすばらしさに気づいたとき。

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