2008年3月1日(土) 日本武道館 Syrup16g解散

昨日の夜、俺はロックバンドSyrup16gが解散することを知った。
ミクシーのコミュニティには沢山のファンからの書き込みが殺到していた。

「さっき食べたものを吐きそう」「生きていけない」「明日からどうしたらいいのかわからない」

俺と同じようにSyrup16gを愛している相方とそのおびただしい数のコメントをスクロールしながら読んでいった。
過激なコメントが表示されるたびに笑っていたものの、気づいたら笑えない自分がいた。

Syrup16gは特別な存在だった。

21歳。入院する前日にカラダをおして行った初めてののライブ。
具合が悪くて、でもどうしても一目見たかった。どうしてもこの歌を歌ってる人を見たかった。

就職活動のときに具合が悪くなったとき、必死にポータブルCDプレイヤーのイヤホンを耳にねじ込んだ。
「Drawn the light」を繰り返し聴いた。動悸は少し落ち着いた。

3年付き合った人とサヨナラして彼がドアを閉めて出て行ったとき「Sonic Disorder」を流しながら何度も深呼吸をした。
吸って吐いて吸って吐いて。どうにか自分を保った。

なかなか寝つけない夜、小さな音でいつも流したやさしいアルバム「delayed 」。

仲のよかった女の子と通った彼らのライブ。両手を振り上げて、本当に楽しくてうれしくて。

俺と相方が知り合ったきっかけは相方がプロフィールにSyrup16gを挙げていたからだ。
Syrup16gがいなかったら俺は相方と出会っていない。

3月1日、急遽東京に行くことにした。
といってもチケットが取れるかまだわからない。
どうしても行きたい。
どうしても最後のライブが見たい。
そして、お礼が言いたい。
五十嵐さんにお礼が言いたい。

俺は確かに彼に救われて生きてきた。Syrup16gを愛し続けた。そんな20代だった。

彼らの代わりはいない。
それでも俺は明日を生きていく。
1つの音楽がここまで人の人生に影響を与えられることを知った-

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