2007 年 9 月 29 日

汗を拭う
日中はまだ暑い。
腕立て伏せを朝夕に80回ずつ。腹筋を50回ずつ。にじむ汗。地味な筋トレ。
実家と相方の家どっちつかずの俺はジムに入会するのはためらったままだ。
同棲のような生活だが、決して同棲ではない。
同棲は60過ぎてからでいいと思う。なんて先の話!
馴れ合いを嫌う俺はそこらへんガキ臭いのかなあなんて思う。
恋人が“空気みたいな存在で居て当たり前でもなくちゃ困る”がなんだか少し寂しくて。
100人いたら100人の恋愛観。
恋愛を必要としない人だっている。
それぞれがそれぞれに自分の好きなスタイルを選び取っていく。
俺はどうしたいんだろう。
筋トレの後、出勤前の相方と軽くシャワーを浴びる。
まだわかんないよ。

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2007 年 9 月 27 日

誕生日のケーキ

27歳になった。

「いつ死んでもかまわないよ。倒れても俺は平気」何の自慢にもならないセリフを吐いてきた。
そんな俺が昨日街の真ん中で突然めまいに襲われた。
足元に何か当たって尻もちをついた。
あまり周りに人がいなかったけれど恥ずかしかった。そして、怖かった。
その後もカラダが揺れて力が入らない。車が目の前を通り過ぎていく。
ジュースを買うために10円玉を自動販売機に入れながら涙がほろほろと出た。
家に帰りたいと思った。
死にたがりだった俺が生を願った。
相方の家に着いて、靴下を脱いだ。汗臭いシャツ。生を実感した。

俺は生きてきた。
ずっとずっと、今までこうやって、悩んでそれでも、生きてきた。

相方がケーキにロウソクを点す。プレートにはチョコレートで自分の名前が書いてある。
大切な人に誕生日を祝ってもらう。幼い頃は当たり前に手にしてた風景。
幸せに色があってカタチがあるなら、きっとこんな姿でいるんだろう。

人生はツライことがあるし、相方との日々も平坦ではない。
でも、今俺がほしいのはツイてる幸運な人生ではない。
いいところ悪いところそのすべてを愛せる穏やかな人間でただありたい。
今日という日を愛せれば愛しつづけていけば-現在過去未来すべてが愛しさであふれていく。

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2007 年 9 月 20 日

ゴールデンジャックポット
ゲームセンターにて
メダルゲーム。ジャックポット。メダルじゃらじゃら。響くファンファーレ。
笑うお前。思わず立ち上がった俺。これでまた遊べるな。また来ような。

お前と出会って2ヶ月。
そして、俺は明日で27だ。
どうしてだろ。向こう岸がまったく見えない心地よさ。
明日の約束など足かせにしかならない。
自由に歩き回って、旅するように生きる。
いつかじいさんになったときに、今日のこと懐かしく思い出せるかな。

響くファンファーレ。笑うお前。きっと覚えてる。

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2007 年 9 月 19 日

食べる姿
12歳の頃の俺の体重は僅か33キロ。
“食べれない子供”だった。
点滴をうけたり、缶に入った栄養剤を飲んだりしたが、一向に体重は増えなかった。
今食べ終わったような感覚の胃にモノを詰め込む作業と表現すればいいだろうか。
俺にとって食事の時間は本当に苦痛だった。

現在の体重は73キロ。
昔の影はない。大飯食らいだ。
何より「美味い!」と思って飯を食ってる。
しかし時間が経っても、その当時の“食べれない悔しさ”を忘れたわけではない。
そして“飯を美味しく食えることがどんなにステキなことなのか”も常に感じて生活している。
昨日、肉まんを食った。
“肉まんの美味しさ”に“肉まんを食える喜び”も加わる俺は誰より嬉しそうにそれを食うのだ。

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2007 年 9 月 18 日

夜の公園
生ぬるい風、熱帯夜。冷房で冷えていた肌がじんわり汗ばむ。
近くのネットカフェからふらついた足取りで家へ帰る。
広い道路に車はないが、なんとなく信号を見上げた。
ヒトの気配は後ろのコンビニだけだ。ほてった街は一応寝静まってるように感じる。
ドアを開け、部屋に着く。台所に立ち、コップに水を注ぎ飲み干した。
パンをトーストして、ベーコンとチーズに胡椒をふって胃におさめる。
それから、ベッドに横になって、ゆっくり息を吐きながら目を閉じた。
目がジンジンとしているのがわかる。頭も興奮しているのだろう。脈が少し早い。
漫画を読みふけって、朝方帰るなんて本当に久しぶりだ。
悪いことをした子供のような気分。隣で寝息をたてる相方の手を自分の心臓の位置に持ってくる。
幼い頃、寝てる母の手を同じように自分の胸にあてたことがある。
いつの間にか意識はなくなった。朝の光と入れ替わりに部屋から俺の意識が消えたんだ。
9月。まだ暑い。

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2007 年 9 月 15 日

青空とあなたの手
青い空の下、歩く男二人。冴えない表情の片方。
今朝の夢。また誰かが俺を殴ったんだ。蹴ったんだ。
転がるように起きて、放尿してるうちに細かい部分は忘れたけれど。

あなたは時々俺を「怖い」と言う。
俺もあなたが怖いときがあるんだよ。
ヒトはなんでこんなに臆病なのだろう。

近づくほどに後ずさり。互いに相手の心を捕まえようなんて愚かかな。
それでも抱きしめる。毎日、毎日繰り返す。笑っちまうくらい同じ日々。
いつまで?なんてくだらない質問で-先の見えない幸せをそう-少しでも。

やっぱり俺は…愛してる。

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2007 年 9 月 14 日

ヘタクソな歌を歌う
歌がこんなに好きなのに歌がこんなにヘタクソっつーのは少しかなしい。
それでも歌を口ずさんでいると、いろいろ慰めをもらう。

「タカヒロより下手い人、この前いたよ」
「上手い歌を聴きたいならCD聴けばいいしね。自分の解釈で歌っていて面白いよ」

そんななか、俺も最近上手く歌おうという気が少し失せてきたのも事実。
それより自分が歌いたい歌を無謀に選ぶようになった。
でも、曲のタイトルを見たとき歌う前から不安げな顔で俺を見る人もいる。
それにしても先日のTMレヴォリューションは相当ひどかったようだ。
夏だもん。「カラダを夏にして~」歌うだろ。

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2007 年 9 月 13 日

自分がつらい。
相方もつらい。
散々な夜にかわした言葉は決して投げやりなんかじゃなかったのだけれど。
“傷つけあうことで分かり合う”なんて言葉ほどカンタンじゃないことを知った。

俺が最後まで頑張れた理由は彼への愛情がそれだけ強かったという単純なものだ。
“ひと夏の恋”で割り切れはしなかった。

鈴虫の鳴き声がする公園で2人コンビニ弁当を食った。
紙パックのコーヒー牛乳といちごミルク。
小さなカツどんとビーフンを一口ずつもらいあう。
大きな未来より小さな今日をどれだけ大切にできるだろう。

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2007 年 9 月 12 日

うつぶせになって寝転んでる俺を幹の太い樹木が見下ろしてる。
俺は顔をしかめて少しの血を吐いた。
すると樹木の表面は脈を打つように大きくしなった。
俺の血で大きくなったのかお前は…と俺は木を見上げる。
空を隠すほどの葉が自分の苦しみを栄養にしておいしげっていく。
俺がこの木を育てたのか、この木が俺を囲っているのかはわからない。
しかし、この大きな樹木から感じる雰囲気は優しさだった。
俺を見守ってくれてる。
そうわかると俺はまた安心して目を閉じ、深い眠りにおちた。

夢でも空想でもない。これは事実だ。
これは事実だ。

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2007 年 9 月 11 日

俺の誕生日は21日なのだが、一足早く友人のモンキーからプレゼントが届いた。
バーバリアンのラガーシャツ。当たり前だが、秋仕様、長袖だ。
そして、彼のタイ旅行のおみやげ。
ドライフルーツと饅頭、お釈迦さん(?)の置物とお香だ。
すごく嬉しい。シャツのサイズはピッタリだ。
有難う。モンキー。

俺は今年になって2回東京に遊びに行ってるが、本当はあと1回くらいは行きたかった。
俺の東京滞在は気楽だ。
モンキーとkeigoとトラウトの家を我が物顔で渡り歩く図々しい俺なのだ。
モンキーとケンカしたらkeigoの家に行って、
keigoとケンカしたらトラウトの家に行って、
トラウトに追い出されたら、その頃にはモンキーと仲直りしてるだろうと思う。
それぞれの家にスタンプ台を設置すればスタンプラリーが出来そうだ。
そして、次の家では前の家でどんなひどい目に遭ったのか切々と語るのだ笑。

話は少し変わるが、女友達も来月タイに行くらしい。
まったくみんなタイ、タイとタイばっかりでうらやましい限りなんだが、俺も連れてけとマジで思う。
しかし、彼女は俺が旅費を出しても一緒に行くのを拒むと思われる。
「わたしの一人旅の邪魔をしないで!あんたがいたら旅費のムダになる!」と言われかねない。
旅へのこだわりは強そう。

誕生日、旅行、正月、エトセトラ… やっぱイベントごとはいいな。血が騒ぐ。

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