diary

人が人生に求めるものはそれぞれまったく違う。
いろんな人がいろんな理想を欲す。
俺がほしいのはただ一つ。
心休まる日々。
それに必要なものが何なのか実はまったくまだわからない。

27歳まで生きてきて、俺もたくさんのものを手に入れ失った。
孤独感を癒そうとよくわかんない人と映画を観たり、食事したり。
仕事したり、勉強したり、1人の人を愛したり、もうずっとひきこもって1人で絵を描いたり。
ああ。それでも胸を襲う切り裂くような痛みは癒えない。

先日、何台も何台も前の古い携帯の電源を入れてみた。
まだゲイのアドレスが入ってない。カラーになったばかりの薄い色の画面。
保護しているメールがいくつもあった。
わかってくれたのはあなたで、わからなかったのは俺だった。
今ならわかるよ。
目の前が真っ暗になった。

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気楽って最高

晩飯
たいしたメシじゃないのだ。
鶏の照り焼きに味噌汁にご飯。
たまには高価な材料で作った凝った料理も作ってみたいが、毎日カラダにいい食事をするほうがもっと大事。

少しずつ少しずつ体調がよくなってきたので、仕事をしてみようと思う。
たぶん来月あたまからは何か出来ると思う。
気楽な仕事。気楽なご飯。気楽な仲間。気楽な会話。ああ。気楽って最高。

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元気になってきた俺と温暖化が進む地球と

午前10時のジムは当たり前だが空いている。
めずらしく朝から運動したのだ。
はりきりすぎてかなりクタクタになったので、ずいぶんダラダラとカラダを洗った。

それから最近気に入ってる美容室で散髪をすませ、気分だけはかなりサッパリした。
日差しはギラギラしていた。本当に暑い。
スーパーのレジ袋をもらわないようにしている。
こんなことだけで温暖化がとまるわけじゃないが、地球やべえ。

帰りによく見る服屋に数軒寄った。
しかし結局、期限付きの商品券を使うために服じゃなくて下着のパンツだけ買った。
赤い色のボクサーブリーフ。
ホントは服がほしかったのだけれど仕方ない。
パンツもないのだ。

稼いだらすぐ買いたい服がある。
うすい長袖がいいな。気分はもう秋なのだ。
てか秋になってくれ。暑いマジ。

歩道で大量のセミの死骸を見た。
少し多すぎる気がした。
外気の温度が高すぎるのだろうか。
考えてしまう。考えすぎてしまうくらいの夏模様。

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この目で知りたい

広島の原爆ドームの前で元ちとせが歌ってる様子がNHKで流れた。
終戦記念日前日に組まれた番組だ。
彼女は「死んだ女の子」という曲を歌った。
アルバム「ハナダイロ」のラストの曲だ。
俺はこのアルバムをちゃんとは聴いてなかったけど、タイトルが印象的で覚えていた。
坂本龍一が参加している。
髪を振り乱して歌う元ちとせ。歌詞のテロップが画面下に流れる。
歌詞がすげえな。
原爆で死んだ女の子の言葉が元の歌声で生々しく響く。
何度か彼女の歌ってる様子を生で観たことがあるが、なんだか違う雰囲気だ。
反戦歌はいろんなアーティストが作ってるが、この曲は本当に良くできてる。
平和や自由に対して俺は普段から考えることは正直少ない。
しかし、“無知は罪だ”と思う。
だからこれは戦争うんぬんだけじゃなく、いろんなことにとりあえず首を突っ込むようにしている。
人の話に、流れる情報に、耳を傾けるようにしてる。
それでもやはり俺は見聞がせまい。
音楽と映画は人の夢と世界の事実を基に作り上げられる。
人のフィルターを通してモノを知るのもいいが、俺はもっと生で見たいことがある。景色がある。
足りない。足りないんだ。もっと知りたい。知らなければ。
彼女を歌を聴いた後しばらく、そんなことを考えた。
今は目の前のことで精一杯だ。でも。

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