diary

単純に潤いたいのだ

アジアンキッチンにて外食する二人の足
平日の昼下がり。朝からアイスしか食ってない男2人で街をフラつく。
「あそこでよくない?」「ここでいいじゃん」と強引に決めたお店でランチプレートにがっつく。

相方はトマトが嫌いらしい。まったくガキだ。
ランチプレートにはトマトがゴリッと入ってたが。
酸っぱいものも嫌いらしく、先日俺が作った自家製“トムヤンクン”をかなり苦戦して食べていた。
残せばいいのに、かなり辛そうだった。許せー。

俺は食べ物の好き嫌いがほとんどない。
何でも食う。虫とか草でも食えと言われれば食えそうだ。
俺が好きな食べ物は食べ物というより飲み物だが、とにかく“水”だ。
特にこの季節、水を相当量飲まないとやってられない。
ペットボトル1本じゃ足りないから2本持ち歩くことも多い。
緑茶でもコーヒーでも水道水でもいいが、とにかく液体が飲みてぇ。
ずっと渇いていた心も、そうだ潤っていく。

アジアンキッチンにて水を飲む俺

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知らない味に怯えないで

青い顔
わからないこと。
わかろうとしなかったこと。
わかりたかったこと。
わかってしまったこと。聞け。歩け。そこまで。もう一歩。
近づけ。目指せ。落とさず。さあ。

“どれだけ頑張っても報われないのなら”と嘆くあなたに「それでもね」なんてね諭してみたけれど実際俺も泣いていたのだ。昨日の夜。残らない夜。怖くなるね。信じられないね。

食べ方を知らない格好つけが大手振って歩くのは多くを知らないから。けれど結局はみんな限られたそれぞれの世界で飯を食う。人のことを知りたいなら傷つくのを怖れないこと。知らない味に怯えないで。

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すがすがしい朝。

アイス食う俺
部屋でただ何もせず時間が流れるのをあなたは嫌がるけれど、そんな日から生まれるものもある。
マジメな話をすぐにしたがる俺だけれど、くだらないやり取りの連続で出来た関係もある。

「今日も日差しが強いから」とアイスを渡され、冷えた氷を口に含んでしばらくころがす。
浅黒い足に不思議な模様。サンダルのカタチに焼けたんだ。

しばらく放っておいたことをもう一度引っぱり出してきたのは、やっぱり頑張りたくなったから。
夏の終わり。
仕事はすぐに軌道にのりそうにないけれど、なんだかすがすがしい朝。

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しだいに明けゆく空の色

ベランダのサンダル
「成長」なんてきみは簡単に口に出すけれど、二人の会話がふっと止まったね。
この人はどういう時間を過ごして、今ここに座っているのだろう。
推測するばかり。わからないけれど。わからないまま時間が流れて。

今日病院で絵を3枚描いた。
6色のクレヨンを手に取って子供のような絵を描いた。
赤い色を多く使ったのは少し興奮していたから。
回収されたので手元にないのだけれど。

夏が終わるとき、たくましい男になれますように。

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人が人生に求めるものはそれぞれまったく違う。
いろんな人がいろんな理想を欲す。
俺がほしいのはただ一つ。
心休まる日々。
それに必要なものが何なのか実はまったくまだわからない。

27歳まで生きてきて、俺もたくさんのものを手に入れ失った。
孤独感を癒そうとよくわかんない人と映画を観たり、食事したり。
仕事したり、勉強したり、1人の人を愛したり、もうずっとひきこもって1人で絵を描いたり。
ああ。それでも胸を襲う切り裂くような痛みは癒えない。

先日、何台も何台も前の古い携帯の電源を入れてみた。
まだゲイのアドレスが入ってない。カラーになったばかりの薄い色の画面。
保護しているメールがいくつもあった。
わかってくれたのはあなたで、わからなかったのは俺だった。
今ならわかるよ。
目の前が真っ暗になった。

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