2007 年 8 月 31 日

アジアンキッチンにて外食する二人の足
平日の昼下がり。朝からアイスしか食ってない男2人で街をフラつく。
「あそこでよくない?」「ここでいいじゃん」と強引に決めたお店でランチプレートにがっつく。

相方はトマトが嫌いらしい。まったくガキだ。
ランチプレートにはトマトがゴリッと入ってたが。
酸っぱいものも嫌いらしく、先日俺が作った自家製“トムヤンクン”をかなり苦戦して食べていた。
残せばいいのに、かなり辛そうだった。許せー。

俺は食べ物の好き嫌いがほとんどない。
何でも食う。虫とか草でも食えと言われれば食えそうだ。
俺が好きな食べ物は食べ物というより飲み物だが、とにかく“水”だ。
特にこの季節、水を相当量飲まないとやってられない。
ペットボトル1本じゃ足りないから2本持ち歩くことも多い。
緑茶でもコーヒーでも水道水でもいいが、とにかく液体が飲みてぇ。
ずっと渇いていた心も、そうだ潤っていく。

アジアンキッチンにて水を飲む俺

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2007 年 8 月 28 日

青い顔
わからないこと。
わかろうとしなかったこと。
わかりたかったこと。
わかってしまったこと。聞け。歩け。そこまで。もう一歩。
近づけ。目指せ。落とさず。さあ。

“どれだけ頑張っても報われないのなら”と嘆くあなたに「それでもね」なんてね諭してみたけれど実際俺も泣いていたのだ。昨日の夜。残らない夜。怖くなるね。信じられないね。

食べ方を知らない格好つけが大手振って歩くのは多くを知らないから。けれど結局はみんな限られたそれぞれの世界で飯を食う。人のことを知りたいなら傷つくのを怖れないこと。知らない味に怯えないで。

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2007 年 8 月 25 日

アイス食う俺
部屋でただ何もせず時間が流れるのをあなたは嫌がるけれど、そんな日から生まれるものもある。
マジメな話をすぐにしたがる俺だけれど、くだらないやり取りの連続で出来た関係もある。

「今日も日差しが強いから」とアイスを渡され、冷えた氷を口に含んでしばらくころがす。
浅黒い足に不思議な模様。サンダルのカタチに焼けたんだ。

しばらく放っておいたことをもう一度引っぱり出してきたのは、やっぱり頑張りたくなったから。
夏の終わり。
仕事はすぐに軌道にのりそうにないけれど、なんだかすがすがしい朝。

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2007 年 8 月 24 日

ベランダのサンダル
「成長」なんてきみは簡単に口に出すけれど、二人の会話がふっと止まったね。
この人はどういう時間を過ごして、今ここに座っているのだろう。
推測するばかり。わからないけれど。わからないまま時間が流れて。

今日病院で絵を3枚描いた。
6色のクレヨンを手に取って子供のような絵を描いた。
赤い色を多く使ったのは少し興奮していたから。
回収されたので手元にないのだけれど。

夏が終わるとき、たくましい男になれますように。

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2007 年 8 月 22 日

人が人生に求めるものはそれぞれまったく違う。
いろんな人がいろんな理想を欲す。
俺がほしいのはただ一つ。
心休まる日々。
それに必要なものが何なのか実はまったくまだわからない。

27歳まで生きてきて、俺もたくさんのものを手に入れ失った。
孤独感を癒そうとよくわかんない人と映画を観たり、食事したり。
仕事したり、勉強したり、1人の人を愛したり、もうずっとひきこもって1人で絵を描いたり。
ああ。それでも胸を襲う切り裂くような痛みは癒えない。

先日、何台も何台も前の古い携帯の電源を入れてみた。
まだゲイのアドレスが入ってない。カラーになったばかりの薄い色の画面。
保護しているメールがいくつもあった。
わかってくれたのはあなたで、わからなかったのは俺だった。
今ならわかるよ。
目の前が真っ暗になった。

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2007 年 8 月 17 日

晩飯
たいしたメシじゃないのだ。
鶏の照り焼きに味噌汁にご飯。
たまには高価な材料で作った凝った料理も作ってみたいが、毎日カラダにいい食事をするほうがもっと大事。

少しずつ少しずつ体調がよくなってきたので、仕事をしてみようと思う。
たぶん来月あたまからは何か出来ると思う。
気楽な仕事。気楽なご飯。気楽な仲間。気楽な会話。ああ。気楽って最高。

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2007 年 8 月 16 日

午前10時のジムは当たり前だが空いている。
めずらしく朝から運動したのだ。
はりきりすぎてかなりクタクタになったので、ずいぶんダラダラとカラダを洗った。

それから最近気に入ってる美容室で散髪をすませ、気分だけはかなりサッパリした。
日差しはギラギラしていた。本当に暑い。
スーパーのレジ袋をもらわないようにしている。
こんなことだけで温暖化がとまるわけじゃないが、地球やべえ。

帰りによく見る服屋に数軒寄った。
しかし結局、期限付きの商品券を使うために服じゃなくて下着のパンツだけ買った。
赤い色のボクサーブリーフ。
ホントは服がほしかったのだけれど仕方ない。
パンツもないのだ。

稼いだらすぐ買いたい服がある。
うすい長袖がいいな。気分はもう秋なのだ。
てか秋になってくれ。暑いマジ。

歩道で大量のセミの死骸を見た。
少し多すぎる気がした。
外気の温度が高すぎるのだろうか。
考えてしまう。考えすぎてしまうくらいの夏模様。

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2007 年 8 月 15 日

広島の原爆ドームの前で元ちとせが歌ってる様子がNHKで流れた。
終戦記念日前日に組まれた番組だ。
彼女は「死んだ女の子」という曲を歌った。
アルバム「ハナダイロ」のラストの曲だ。
俺はこのアルバムをちゃんとは聴いてなかったけど、タイトルが印象的で覚えていた。
坂本龍一が参加している。
髪を振り乱して歌う元ちとせ。歌詞のテロップが画面下に流れる。
歌詞がすげえな。
原爆で死んだ女の子の言葉が元の歌声で生々しく響く。
何度か彼女の歌ってる様子を生で観たことがあるが、なんだか違う雰囲気だ。
反戦歌はいろんなアーティストが作ってるが、この曲は本当に良くできてる。
平和や自由に対して俺は普段から考えることは正直少ない。
しかし、“無知は罪だ”と思う。
だからこれは戦争うんぬんだけじゃなく、いろんなことにとりあえず首を突っ込むようにしている。
人の話に、流れる情報に、耳を傾けるようにしてる。
それでもやはり俺は見聞がせまい。
音楽と映画は人の夢と世界の事実を基に作り上げられる。
人のフィルターを通してモノを知るのもいいが、俺はもっと生で見たいことがある。景色がある。
足りない。足りないんだ。もっと知りたい。知らなければ。
彼女を歌を聴いた後しばらく、そんなことを考えた。
今は目の前のことで精一杯だ。でも。

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2007 年 8 月 14 日

ヒトのハートは絵の通り、まさに心臓だ。
ココロの痛みが脈を早め、血管をしめつける。
胸が胸が痛い。
昨日の夕方、仰向けに寝転んでいた。
俺が昔、布を選び縫った茶色のカーテンがかかっていて、その生地はとてもうすい。
布を通して太陽の光を浴びてるような気分だった。
端のほころびを目で追ってると不意に涙が出てきた。
隣では相方がスースーと寝息をたてて、昼寝をしている。
気づかれないようにそっと起き上がり、壁にもたれる。
涙は止まらなかった。
頬に沿って流れ、着ていたポロシャツに染みこんでいく。
この涙に特に理由はない。
そのときの俺に泣く理由がない。はずだ。
しかし、「病気だからね」と簡単に割り切ることもできない。
涙を流し続けると、嫌でも感傷的な気分になってしまう。
そしていろいろ考える。そしていろいろ探し出す。
自分の目に映ったものの中から悲しいものを選り分けて、浸ってしまう。
しばらくして相方が起きた。
「なにしてんの」
コイツはまた意味もなく笑ってる。
俺が意味もなく泣くようにコイツもまた笑うのだ。
俺が服で拭って話し出せば彼は何も気づかないまま晩飯の話をはじめる。
それが−それがね。すごく助かる。

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2007 年 8 月 13 日

“調音の滝”、みたいな名前の滝へ行った。
前日の深夜まで相方と映画「ブエノスアイレス」を観たからだ。
その映画ではゲイの男2人が“イグアスの滝”という滝を目指して旅行をする。
しかし、道に迷いケンカの果てに別れてしまう。
とそんな内容の映画を観ながら俺は映画の結末はどうあれ映画さながら滝を観に行こうと決めたのだ。
市内から車で50分のところにあるわりと近場の滝。

田園風景に見とれてるときはまだ余裕があった。
しかし、お盆休みということで渋滞に巻き込まれた。
50分じゃなく3時間近くダラダラ運転する羽目に。
運転してる俺も相方も着くまでにヘトヘトになっちまった。

滝に着いても子供から年寄りまで人がたかってる滝はたまらなく風情がない。
10分、ウーロン茶を飲んで臭い便所で小用を足して車へすごすご戻る。
なんだか不完全燃焼だー。
夕方、母ちゃんと父ちゃんと相方と4人で焼き鳥を食った。
父ちゃんがかなり酔っててやたらと相方に絡む。
なんか爆弾発言しないかと冷や冷やしたぜ。
夜は相方が友達を紹介してくれるというので、博多の方へ車で向かう。
相方は助手席でiPodをいじりながら、“くるり”を歌ってる。いつもいつもいつも。
地図を少しは見てくれ。
ファミレスで小1時間喋った。
俺はファミレスにめったに行かないのでなんだか懐かしかった。
とにかく今日は車をよく運転した。
俺は日頃すごく運転しないのだ。
道もすごく知らなくて地元民なのに、土地勘がなくて恥ずかしかった。
相方はもう疲れて寝てる。
俺はPCの大切なファイルを間違って削除してしまって、今復元中。
出来なかったらかなり困る。ので寝れない。
そろそろ朝5時だ。イビキがうるせぇ。
実家なのに俺よりガンガン寝れる神経がうらやましい。

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