10秒ぐらいのゲイムービー

18歳になる前にアダルト動画を観ることが容易な昨今と違い、僕の学生時代、アダルトビデオは貴重なものでした。
当時のノンケ友達は18になって初めての連休に張り切ってビデオを4本借りたものの、「先が気になって、抜かずに4本ぶっ通しで観たら、疲れ果てて何もできなかった」と嘆いていました。
早送りしないで、大切に大切に観たのです。

TSUTAYAで手に取れるノンケでもそれですから、ゲイビデオというのは光り輝く財宝のようでした。
「うちにゲイビデオ見に来る?」という誘い文句に効果がありました。

携帯電話はありましたが、まともな動画を観ることはできず、10秒ぐらい局所をアップで撮影した謎の自撮りが溢れていました。
文化は制限があるときのほうが生き生きとするのはなぜでしょうか。
今や誰でも好きなときに好きなだけ観ることができる高画質のゲイビデオより、その10秒ぐらいの謎のゲイムービーに切ないほどの欲望を感じます。
まあ、今も昔もその動画のどこで興奮できるのかよくわかりませんが。

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