引越しして2週間。ようやく部屋が片付いて一息ついたところ。まほろばくんのお母さんが台所道具をたくさん用意してくれていて、段ボールいっぱいの食器とフライパンや鍋に“母の愛”を感じた。ちなみに俺の母ちゃんは「あんたたち!ついでにあたしのトイレマット買ってきなさい!」とバタバタしてる俺達に用事を頼んでくる始末で“母の特権”を教えてくれた。でも、なんだかんだで母親から心配する電話がかかってくるマザコンぶりぶり30歳。情けない。なるべく清潔な環境で生活をしようと、だらしなかった心を入れ替えてコマめに部屋の掃除をしてると、コロコロに付くのは陰毛ばかり。このゴキブリの触覚みたいに立派なのは誰の毛…。昨日、夜中にテレビゲームをして二人でギャーギャー騒いでたら、隣の部屋の住人、ノブ子(俺が命名)がピシャッと窓を閉める音がした。