
今週はあまり元気がなかったのだ。そんな週末、友達と椿屋四重奏を観に行った。いやあ、楽しかった。徹底した美意識で丁寧に制作された楽曲を、ライブではほっこり人間臭く見せてくれる。”今日の喉の調子がよくなさそうだ”みたいな、決していいところだけのライブではなかったけれど、悲しい歌のあとにニッコリと笑う中田氏を見ると、この世界の”嬉しいこと”と”悲しいこと”は表裏一体に存在していることに気づかされる。アンコールに披露されたアコースティック編成での「僕にとっての君」を聴いていると、汗で濡れた跡をなぞるように頬に一筋だけ涙が流れた。なんでだろ悲しくもないのに。彼の歌がライブを見ている俺の中の普段は血が滲むまで気づかないささくれを起こしていく。穏やかな日々に居ても時々は泣いたほうがいいのかも。終演後に飲んだ酎ハイが全然混ざってなくて飲んでて笑った。