ああ、この人俺にもゲイにもこんなに偏見あったんだって、コーヒー飲みながらかたまったことがあった。もうけっこう前のこと。ホームページを始めたころからの付き合いだったから、今まで気づかなかった自分にあきれる。そもそもなんのために俺に接触したのかなと改めて聞いてみると、彼女からは「ゲイに関する大学のレポートのための情報収集」と答えがかえってきてそれもなんだか虚しく感じた。いまはネットに情報があふれているから、ゲイの個人ブログから情報収集する人はいないだろうけど、確かに当時は有効な手段だったのかもしれない。それにしても現実に存在する俺と何年もやり取りしてきたのに「ゲイの人はやっぱり…」とそれはないだろうという判定を下されて落ち込んでしまい、そのまま連絡を取らなくなってしまった。言われた時は「ゲイはヤリまくり」って決めつけられたことに傷ついたつもりだったんだけど、数年経ってみると出会いのきっかけを「ゲイに関する大学のレポートのための情報収集」とデリカシーなくズバリと言われたことのほうによっぽど傷ついたのかも。