体調があまりすぐれなかったのだけれど、「やろう!」と言われて近所の公園で花火をした。まずは手持ち花火かなあとパッケージの袋を破ってるとぼんやりBUMP OF CHICKENのCDジャケットを思い出した。数人で「B」「U」「M」「P」という文字を炎で描いているのだ。それの真似をしようということになって、オレははりきって花火を円を描くように振り回した。すると頭にいくつか火の粉がふってピリピリと痛みが走って「あつ!あつ!」と叫んではしゃいだ。「次いくぞ!」打ち上げ花火、噴射花火。すげーすげー!はじける音、色を変える光、火薬の匂い。さっきまで眠たくて仕方なかったはずなのに、少し元気になった自分に気づく。花火をふたりで片付けながら思った。オレ、こいつのこと好きになっちまってる。ちいに会いたいな。友だちの顔が浮かぶ。あーきっとたのしい夏がきっときっと待ってる。