鍵となる医者

実のところ、というか、まんま、いや、けっこう、…とにかく全然元気がなかった。
これはどうしたものかと考えると、考えられる理由は1つ。
「クスリか!」カタカナで書くと違法薬物のようだけど違う違う。
病院で処方されている抗鬱剤を4月あたまからダイエット目的で減薬していた。
「え?また?前に具合が悪くなって減薬諦めてたじゃん!」というそこのあなた!
そうです。
俺は性懲りも無くまた減薬にチャレンジしていたのだ。
今回は最初のうちは仕事もできていたので、かなり自信があったんだけど、今月に入って夏の炎天下に水をもらえなかった朝顔のようにヘナヘナになってしまった。
そこで、結局3日前に減らしていた2錠をそのまま元の分量に戻した。
すると、俄然元気な日々。と、こんなにわかりやすく効果が出る薬じゃもともとないから気のせいもあるんだろ。
それにしても、もう減薬は当分しない。
5年くらいは。なんとなく…。ね…。
やはり、今の薬の処方箋は担当医の匠の手練が生み出した奇跡の傑作なのだ。
これより1錠多くても1錠少なくても調子がよくない。
それだけ人間のリラックス状態とダルい状態の間に差がないということだと思う。
「ちょうどいい」ってすごく大変。
俺の体に病気が開けた鍵穴があるとすれば、その穴は多分、昔より大きくも深くもなっただろう。
でも、的確な治療でその鍵を開ければ、変に明るくもなく暗くもない生まれたままの自分が座っている。
…みたいよ!

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