私は何でも知っている。

20120427

私は神経質だ。それを指摘されるときに「几帳面だね」などと言われたことはない。
いつも「神経質だね」と言われる。
すなわちあまりいい思いで指摘されているわけではないということだ。
そう、私は神経質だ。
物を並べたりすることが好きだ。
CDや本などは五十音順にキレイに並べる。「あ」の次に「め」がきてはいけないのだ。
出っ張りの度合いも均一を保ちたい。
大きな本がある場合は他の本も総出で一歩前へ前進し、見栄えを美しくしなければいけない。
パーソナルコンピュータの中のファイルにも同じことが言える。
ファイル名は大文字、小文字を使い分けフォルダで分割する。
これは他者と仕事をするときは必要になることだが、私は仕事のためにしているわけではない。
整理整頓は私に快感をもたらすのだ。
この先の見えぬ現代社会において自分の住居ぐらいは見渡しておきたいではないか。
画鋲が机の横の3段チェストの一番上の引き出しの中の赤いDULTONのカゴの中に収納されていることや、紫色のポロシャツは押入れの中の一番右上の引き出しの中の手前の衣類の中の上から3番目に畳まれていることや、かつお節は台所の一番左上の引き出しの上の段に左端から賞味期限の近い順番に並んでいることぐらいは電車に揺られていてもメールで教えることができる。
さて、このような癖はいつ頃からかと言えばそれはもうずいぶん前からのことになる。
小学生の時分にはすでに「短い釘はそこの引き出しの中」と喋っていた記憶がある。
日曜朝のテレビ番組「ナイルなトトメス」のセリフ「ナイルは何でも知っている。私も何でも知っている」はまさに自分のためにある言葉だとこんがり焼けたトーストをつついていたものだ。
しかし、そんな細かいだけの私は仕事を通じて知り合った人と今日初めて話をしたのだが、会話が下手で的確に自分の言いたいことを伝えられなかった。
それは現代社会のせいでもまったくないわけだが、整理整頓された部屋を見ていると「…なんか、当然だな」と独り納得してしまい日が暮れて…

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2 Comments

  1. たくみん

    その腹の出っ張りをなんとかしなよ。
    言いたいことも言えないこんな世の中じゃ。毒。

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