朝を待つ。

trans pride

最近、母が元気だ。
新しい職場にも少し慣れたみたいで、同窓会などの飲み会にも積極的に参加している。
俺の親だけあって、心配症で精神的にもろい母は、問題だらけの家庭に絶望した。
口癖のように「あんたが元気になるまで、あたしも元気にはなれない」と言っていた。
だから、この人一生元気になれなそう…なんて俺も思っていたのだけど、最近の母は吹っ切れた感がある。
俺自身は今も悩みながら生きているわけだけど、母的には合格ラインに達したようだ。
それだけ俺が元気になったのかもしれないけど、合格のハードルを下げたんじゃないかなあと思う。
今度、同窓会の幹事をするそうで、「中学の同級生全員に電話して、全員出席になった」とどや顔で言われた。
以前だったら、中学に行ってない俺に気をつかって、「同窓会」という単語自体使わないような人だったので、なんだか安心した。
家庭を持ちつつ、やっと自分の人生を生きてくれてる気がした。

大切な人の元気がない姿は見ていてつらい。
親しければ親しい人ほど、自分までつらくなる。
その状況に終わりが見えないとき、一緒に死んでしまいたくなることもある。
夜明けの時間はわからない。
いつ明けるのか。そもそも生きている間に明けるものなのか。
だからこそ、夜の過ごし方を僕らは学ばないといけない。
豆電球でひっそりと読書するような、そんな気持ちで過ごしたい。
明けても明けなくても、そこそこ楽しければそれでいい。

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2 Comments

  1. コビー

    すげー!ほんと凄いですね!
    すごく表現も綺麗やし!
    色んな事考えてますね~

    自分も凄く親に負担掛けてると思うんですが…(この状態で、実はゲイでしたなんて言ったら…笑)
    いつも他人事のように考えてしまいます…
    勉強しろって言われても、好きなことばっかりやってるし、自分に必要ないって思ったらなおさら…
    なんかあまり実感がわかないっていうか…まだ子供だからですねー完全にー
    とりあえず明日から夏休み!最高!

    • 中3は遊ぶのが仕事です。
      勉強は必要に迫られた時にやればいいんです。
      生涯勉強ですから。

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