少し前に「さよなら渓谷」を観ました。
男の妻は、15年前男が友達とレイプした女子高生だった…という話なのですが、これが予想以上に面白く終始画面に釘付けでした。
吉田修一原作の映画化と言えば、いくつかありますが、これは名作「悪人」を超えてますね…。
主演の真木よう子はもともと、いっちゃってる役が多いですが、この役にこの演技、神がかっています。

同じく主演の大西信満は名前も知らなかったのですが、男臭い無口な男を演じています。
大森南朋はウダツの上がらない新聞記者。
鶴田真由はその新聞記者のヒステリックな妻。
鈴木杏はその新聞記者のバサバサの同僚。
輝いていた日々はとうに過ぎた、中年のくたびれ果てた役者しか出てこないのですが、このくたびれ具合がたまらないです。
毎日暑い日が続きますが、この映画は気だるい夏の午後に狂った人間たちを見せてくれます。
ああ、俺も暑くて暑くて、おかしくなりそう!

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