大好きな原田宗典が覚せい剤で逮捕された。
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僕が好きな作家、原田宗典が去年逮捕されました。
覚せい剤を所持していたらしいのです。

原田宗典は90年代に”読むと声を出して笑ってしまうエッセイ”をたくさん書いて、人気が出ました。
僕も大好きで、ささくれ立った心が癒やされました。
彼の作品は今で言う「自虐ブログ」のような内容です。
自分の身の回りや過去の経験を面白くおかしく紹介するという手法です。
僕は自分がブログを始めるときに「原田宗典みたいに書きたい」と思いました。
彼のエッセイは説教や自慢を露骨に含まず、ただ楽しい気持ちになる、読んでいて気分がいいものだったんです。

そんな人生のお手本にしてきた原田宗典ですが、ここ数年、新刊をチェックしてはいませんでした。
それでも、たまたま本屋で原田宗典が書いた詩集を発見したときは「お」と思い、手に取りました。
最近はどんなことを書いてるんだろうと思ったのです。
しかし、なんだかシリアスでいつもの雰囲気じゃない。
「孤独」や「絶望」でのたうち回った人間が、どうにか自分を再生させようとして描いたような詩集でした。
以前から躁うつ病を患ってると公言してはいましたが、具合が良くないんだろうと思いました。

それからまた数年経って、今回の覚せい剤のニュースでした。

彼は面白い設定を思いつき、その中で創作したキャラクターが難事件を解決していくような種類の小説は描けません。
自分の人生を削って、削って、たくさんのエッセイを書いてきたのです。
でも、それ自体は逆に気分転換やストレス発散になっていたんじゃないかなと思うのです。
医者やカウンセラーの治療を受けて、また新作書いてほしいです。
次は絶対買いますんで。

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