僕もストーカーだった。
屈折愛 あなたの隣りのストーカー (文春文庫)

古今東西、人間なら、求愛する動物なら皆、いつ巻き込まれてもおかしくない、ストーカー。
ストーカーすることも、ストーカーされることもあるでしょう。
映画なんかでそこにドラマチックな物語を感じたりすることもありますが、当人同士は辛いだけでしょう。
人を好きになることは素晴らしいこととは限らないのであります。
いや、上手くいかないことのほうが多い。
大学時代の友人は同級生の女の子に粘着してしまい、遂には血で滴る血判状まで作成して送りつけました。
僕も恋愛には手痛い思い出ばかりでしたが、それにしても彼の行動は度が過ぎていました。
ストーカーのタイプはさまざまあるらしいですが、彼の場合は「相手も自分のことを実は好きだ」と信じて疑わないのです。
そんな行き過ぎた行為は避けなければいけませんが、逆にそっと草葉の陰から見つめるような片想いは若いうちに1回は経験しておいたほうがいいと思います。
報われない幼い恋の甘酸っぱさは人の人生でも数えるほどしかない甘美な宝です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*
*