カミングアウトに失敗したゲイたちへ

法科大学院の生徒が告白したノンケにLINEのグループチャットでゲイをバラされて、自殺したというニュースに僕もいろいろ考えさせられた。
ゲイにとって、カミングアウトするのかしないのか、するなら誰にするのかは人それぞれで、正しい答えなどない。
誰しも、死んでもバレたくない人がいるものだ。
それでも、告白するタイミングには正しい時期というものが確かに存在する。
今回の学生は卒業しても続くであろう弁護士という狭いネットワークのなかに情報が流出したことが自殺の起因だ。
愛の告白は退職後や卒業後などその環境と縁が切れるときじゃなければ、リスクが高過ぎる。
そんなこと本人はわかっていたと思う。
それでも告白してしまうくらい好きだったんだろう。
もしかしたら相手が自分のことを受け入れてくれるかもしれないと思えたんだろう。
恋愛感情というのは時に恐ろしい力で、人の判断を狂わす。

僕は今までカミングアウトをいろんな人にしてしまった。
…実はすごく後悔してる。
カミングアウトは自分のためにやることであって、相手にとっては負担以外何物でもない。
言ってやったあ!とその時爽快にはなるけど、わがままだったなあと思う。

理解してほしいのにしてもらえない、近づきたいのに近づけない人ができてしまったときは正直悩むこともある。
でも、もう僕はよっぽどのことがなければ今後の人生において新たにカミングアウトすることはやめようと思ってる。

学生が死に突き進む最期の1ヶ月に彼は生きるための行動を出来る限り行ったはず。
積み上げてきたものがあるだけに逃げることはできなかったんだろう。
せつないなあ。

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