銀のロバ

肺キキョーでずいぶん苦しんでいたまほろばくんですが、手術には至らずとりあえず退院しました。
歌うために生まれてきたまほろばくんなのですが、一ヶ月はカラオケ禁止らしいので、声を奪われた小鳥のように鼻歌も歌えないのです。
まあ!
仕方ないわなあ…。

一時はかなり具合が悪かったのでまほろばくんの両親も見舞いに来たりで、ひさしぶりにまほろばくんのお母さんに会いました。
お父さんには会ってません…。
お父さんもカミングアウトを認知してくれてはいるのですが、息子の男に会うには免疫が足りないのです。
俺も恋人の父親に会ったことなんて今までないので、どういう顔して会えばいいのか、いつか会うことになるのか想像もつきません。

日本のこれまでのゲイカップルたちは相手の最期のときを看取れなかったことがたくさんたくさんあると思います。
まほろばくんがメールや電話に反応しなくなっただけで、吐きそうなくらい心配してしまった今回の経験を踏まえると、そのやりきれなさは相当なものだと思います。
同性愛者が、自分が同性愛者に生まれてきたことを一番後悔する瞬間かもしれません。
最期を看取るためには相手の家族と交流を図っておくしかありません。
相手の家族と交流を図る理由はそれだけと言っても過言ではありません。
いろいろ考えさせられる今回の入院でした。

ともあれ良かった。

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